ゴールデンウィークが終わる。今年も部活で終わってしまうのかと思ったら、跡部が何を思ったのかわからないが、今日が休みになった。いきなり休みになったから何をしていいかわからず、結局私がジローの家に遊びに行くことになった




「ねえ」
「んー・・」
「何かしない?」




ジローは、「このままでいいよ」と笑っていった。ジローはそのあと、数分もしないうちに寝てしまった。私もこれだけ寝つきがよければなあ・・といつも思う。私は暇になり、ジローの部屋を見渡したらカレンダーの大きい赤丸が目についた




「今日・・」




私は目を凝らしてみると、たんじょーび!と書いてあった。誕生日・・あ、今日はジローの誕生日だったっけ。う、わあ・・完璧に忘れてた。彼女として失格!とか思っていたら、ジローがぱっちりと目を開けていた




「あ・・起きちゃった?」
「俺こういうのが幸せだからね!」
「・・ん」




私はなんとなくやるせない気持ちになった。私はジローのことをじっと見つめて、プレゼントをどうしようかと考えた。ジローは、「な・・なに?」とちょっと困惑しながらいった




「あ・・ごめん」
「ずっと見られると恥ずかCーよ」




私は照れているジローを愛しいと思った。なんとなくキスをした





キス


キミ


プレゼント