私には、とても可愛い可愛い彼氏がいます。(そう、かっこいいじゃなくて、可愛い・・・ね!) (もう、超がつくくらい可愛いの!)その彼氏の名前を、芥川慈郎といいます。(いい字だよねー) (慈しむって、)私は慈郎をジローと呼びます。いや、私だけではないですが。 (みんなみんな、知らない人もジローと呼ぶのです)(私だけが特別ってことではないのです) ジローはいつも私を呼ぶときは笑顔です。 (笑顔じゃないときの方が、めずらしかったりするのです!)「ッ」あ、ほら、今もこんなに笑顔で呼んでくれました。 (私は、この笑顔を見るととっても安心します!)(慣れちゃったからかな・・・、) 「なに、ジロー」 「べつにー」 「え、なにもないのに呼んだの?」 「ダメ?」 「ううん」 別にいいよ、っていうと、ものすごい眩しい笑顔を返してくれて、私もつられて笑顔になった。 (だって、あんな幸せそうな笑顔になられたらさ、こっちも嬉しくなっちゃうよ) 実は、まだ移動教室の途中。しかも、ジローはクラスメートで、次の授業は一緒だ。 (もう、神様っていちゃったりするのかな!) 「次ってどこだっけ?」「え、理科室じゃない?」「んー・・・一緒にいこっか」 ジローは、普通の男子だったら照れて言えない様なことをサラリと言ってしまうのだ。 (反対に、こっちが照れちゃうときがあるよっ) 私は自然な笑顔で「うん、」というと、ジローは私の手をとって歩き始めた。 (周りを気にしないところだって、大好きだけど・・・)(流石にこれは、・・・) 「じ、ジロー」 「何だCー?」 「は、恥ずかしくない?」 「俺は別にー?は俺のもんだって、みんなにアピール中だC」 「え、」 もう、ジローは私の心臓を壊す気だろうか。 (こんなんが一生続くというのならば、私はとても心臓がもちそうにありません!) ジローを見ると、ニシシ・・・と笑っていて。(しかも、それに太陽の光が反射して、) (眩しかった、よ)・・・あ。見ィつけた・・・っ!私の、・・・私だけの。 サンシャイン (君は私の太陽なんですよっ!キラキラ眩しいんです) |