嗚呼、王子様・・・ここから見えるお姿もお美しい・・・って、あれ・・寝てらっしゃる?
まあ、いいわ・・・私はあの方に会うためになんか知らないけど現れた妖精
(ちょっとデ・・・ぽっちゃりしてるおば・・・おねえさんみたいな感じ!)に今着てるドレス
(淡いピンクのちょっとふわっとしてるやつ!)と髪型・・・は、あんまり変わんないけどさ、
まあ、変身してきたわけなのよ!
ああ、でも周りの 「すいません、王子・・・私、帰らないとなんです」 「Aー!なんでー?」 「なんでもです、すいません!」 私は走り出した・・・王子が追いつけないように、全速力でね! でも、どうしようどうしよう・・こんなところでボロい服になっちまったら、 私王子と結婚できないじゃん!グッバイ、玉の輿・・・(やっぱり、そこか) 「ま、待ってよ!」ってか、王子はや!私全速力なのに・・・追いつかれちゃう! ってか、ああ!裾つかまれた・・・って、ここ階段! 私と王子は階段をごろごろと転がり落ちた(ちょ、めっさ痛いんですけど!) 「お、王子!裾を引っ張るのやめてください・・・って、ああ!」 やばい、服が・・・ボロい服に変わってるし、・・・最悪!「どうしたのー?」 ってか、気づいていない?!おかしいでしょ、あきらかに!「ふ、服が・・・」 「服?ああ、本当だー!変わってるCー!どうやって着替えたの?」 ・・・この子、無邪気すぎだわ(なんか、悪い気がしてきた・・・ごめんね、こんな女で!) 「えっと、なんか話とかあったりする?引き止めたってことはさ」 「ああ、そうそう!ちゃん、俺と結婚してよ!」 |
「ちゃん、俺子どもは2人ほしいんだよね!」 「一緒にテニスしたいんでしょ」 「もちろん!」 |