くそっ。俺がわざわざのために動くとはな。ほんのさっきから電話がきて、「跡部・・迎えにき、て・・」とかなんとか言われた。俺はすぐに爺に言って、車を出してもらった。約20分くらいたったか・・それくらいに着いた。チャイムを鳴らすと、のお母さんが出てきた。


「ごめんなさいね・・、まだ寝ているらしくて」
「いえ・・それでは、お嬢さん起こしてもよろしいでしょうか」
「え・・ええ、お願いします」


の部屋に入って、すぐにベッドの方へ向かった。は気持ちよさそうに寝ていて、起こしてよいものやら困ったが、時間も時間だし起こすことにした。俺は、「起きろ、」というと、は、「ま・だ、ぁ・・・も、ちょ・・」といった。


「おい、さっさと・・」


ゆさゆさと揺すった。ふと目に入ったのは、少し暖かいために肌蹴た寝巻から見えた胸元だった。少し動揺したのがわかった。俺としたことが・・。口元に手を当て、に悪態をついた。それでも起きないから、キスをした。


「ん・・?!ち、・・な、なにして・・?!」
「やっと起きたな」

目を覚ましたは、髪の毛がボサボサで目を丸くしていて、顔が赤かった。



頬焦がし