休憩時間、私が赤也のクラスの前にいたら、髪の毛を結ばれていた(しかも上のほうで2つに!)赤也がいきなり出てきた。私はびっくりして立ち尽くしていたら、赤也は、「ちょ、じゃん!なに来てんだよ!」と叫んだ。赤也の頬は軽く赤く染まっていた




「大丈夫だってば」
「なにがだよ」
「めっちゃかわいいからさ」




私がにかっと笑っていった。そしたら赤也は、「ばっかじゃねえの!」といって私の髪の毛をくしゃくしゃにした。私は、「なにすんだよ!」といいながら抵抗した。私がちらっと赤也を見たら、少しメイクされていて美人だった。赤也にメイクをしようって考えた子誰だろう・・なんて思ったりね




「ずるいよ・・」
「は?」
「女の私より可愛いなんてさ」




赤也は少し黙って、また頭をくしゃくしゃにした。赤也は、「ほんとお前って・・」といった。私は赤也のほうをみて、続きを待った。やっぱり赤也の顔は可愛いなあ




「なによ」
「俺よりお前のほうが可愛いに決まってんだろ!」




赤也は全部言い終わる前に私をぎゅっと抱きしめた





私はたぶん、幸せだ

(私が教室に戻ったら、お幸せにとか言われちゃったんだけど!)